ペット火葬前に遺体を自宅で身をきれいにして安置しておく

ペット火葬前に遺体を自宅で身をきれいにして安置しておく

ペットが亡くなったらペット火葬を執り行う前に、ご遺体を自宅でキレイにして安置しておきましょう。もし亡くなる時に立ち会うことができた場合は、そっと目や口を閉じてあげます。亡くなった直後であれば力を入れずとも閉じますが、難しい場合は無理に行う必要はありません。ペット火葬をする場合、棺に入れることになるので手足を折り曲げ、身体も少し丸めるような形にしておきます。こうすることで棺に納めやすくなります。 立ち会うことができず死後硬直が始まって身体が硬くなっている場合は、無理に折り曲げずそのままの状態で安置しておきます。その後は硬く絞ったタオルで身体をふいてキレイにして清めましょう。この時、汚れが取れにくい場合はホットタオルにすると取れやすくなります。 ご遺体が傷まないよう直射日光の当たらない涼しい部屋で安置します。安置する際は保冷効果の高い箱などに入れ、ドライアイスや保冷剤も一緒に入れておくと安心です。ドライアイスや保冷剤は直接入れるのではなく、タオルなどで巻いたものにすることで、ご遺体を傷めずにすみます。

ペット火葬を行うときは好物を入れてあげましょう

ペットは家族の一員ですし癒しの存在ですから、寿命を全うしたとしても失った悲しみは簡単に癒すことはできないでしょう。しかしずっと悲しみに打ちひしがれていてもペットが悲しみますから、気持ちの整理をつける意味でもペット火葬を行うことは重要です。ペット火葬には決められた規則のようなものがありませんから自由度が高いのが魅力で、重要視したいのは心に寄り添えるかどうかというものです。火葬をしてしまうと存在そのものが消えてしまったように感じるので、その前に最後のお別れの時間があります。お別れの時間の時には、今までの楽しかった思い出を家族と語り合ったり、感謝の気持ちを伝えると良いでしょう。そしてお棺に入ったペットの横に、好物だったものやよく遊んだおもちゃを入れてあげることをおすすめします。火葬をするので入れてはいけないものもありますから、スタッフに問い合わせをすると安心です。好物のものが缶詰に入っていたら、紙皿に入れるといった工夫ができます。